「トヨタルーミー 酷い」と検索したあなたは、おそらく購入を検討しているものの、「評判 悪い」「やめとけ」といったネガティブな声が気になっているのではないでしょうか。実際、ネット上では「ルーミーは貧乏人の車」などと揶揄されることもあり、購入後に後悔したという意見も見受けられます。中には、「高速 怖い」「加速しない」といった走行性能に対する不安の声もあります。
しかし一方で、「最高!買ってよかった」と満足しているユーザーも多く、人気色や人気グレードの情報も活発にやり取りされています。実際に5人乗ってみた感想や、ルーミーの代わりにおすすめされる他車との比較、価格やスペック、さらには「ソリオとルーミーどっちが広いのか」といった実用面の検証まで、さまざまな視点から意見が分かれているのが現状です。
この記事では、そうした賛否両論の声を整理しながら、「本当に自分にとってルーミーが合っているのか?」を判断するための材料をわかりやすくまとめていきます。購入前の不安を少しでも解消し、後悔のない選択ができるよう、しっかりチェックしていきましょう。
この記事のポイント
- トヨタルーミーが「酷い」と言われる理由や背景
- 走行性能や静粛性など具体的な不満点
- 実際に買って後悔した人と満足している人の違い
- ルーミー以外の選択肢や他車との比較ポイント
トヨタルーミーは酷いって本当?気になる声まとめ
ルーミー公式より
ポイント
- 評判悪い・やめとけって言われる理由は?
- トヨタルーミーは貧乏人の車なの?
- 買って後悔した人の共通点
- 高速道路が怖いって本当?走行性能をチェック
- ソリオとルーミー、どっちが広いのか比べてみた
評判悪い・やめとけって言われる理由は?
トヨタルーミーについてネットで検索すると、「評判悪い」「やめとけ」といった否定的な意見を見かけることがあります。もちろん、すべての人にとって悪い車というわけではありませんが、そう言われてしまう背景にはいくつかの理由があるようです。
まず、購入後に感じる「走行性能の物足りなさ」が挙げられます。トヨタルーミーは、1.0Lエンジンを搭載したコンパクトトールワゴンで、街中の走行には十分な性能を備えています。ただし、坂道や高速道路を走る際に「加速が鈍い」「エンジン音がうるさい」と感じる人も多いようです。とくに、パワー不足を感じる場面では、ストレスになることもあるかもしれません。
また、次のような点も「やめとけ」と言われる理由です。
ルーミーが酷評される主なポイント
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静粛性の低さ:エンジン音やロードノイズが気になるという声が多いです。
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燃費性能の限界:ハイブリッドではないため、燃費は「まあまあ」止まり。
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価格と装備のバランス:上位グレードを選ばないと、安全装備や快適機能が物足りないという意見もあります。
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内装のチープさ:プラスチック感の強い内装に不満を感じる人も。
一方で、実用性を評価する声も少なくありません。スライドドアの使いやすさや、広い室内空間、子育て世代にとっての利便性など、ルーミーならではの魅力もあります。ただ、そうしたメリットに対して、走行面や高価格帯グレードとのギャップが気になり、「コスパが悪い」と捉える人が一定数いることが、「評判が悪い」と言われる理由になっているようです。
購入を検討する際は、自分が重視するポイントと合っているかを確認することが大切です。走行性能よりも室内の広さや使い勝手を優先するなら、十分選択肢に入る車種と言えるでしょう。
トヨタルーミーは貧乏人の車なの?
ネット上では時折「トヨタルーミー=貧乏人の車」といった極端な表現が見られますが、これは必ずしも正確な評価ではありません。このような見方が出る背景には、価格帯・サイズ感・デザインなどが関係しています。
ルーミーの価格帯は、新車で約150万円~220万円ほどと、コンパクトカーとしては平均的な設定です。これだけを見ると「お手頃な車」という印象を持たれやすく、それが「お金がない人が買う車」といった偏見につながってしまっているのかもしれません。
しかし、実際のところ、ルーミーを選ぶ理由は多様です。たとえば、以下のようなケースがあります。
ルーミーが選ばれる理由
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子育て世代でスライドドア付きの車を探している
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高齢者でも乗り降りしやすい車を求めている
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軽自動車よりも広く、安全性にも配慮したい
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維持費が比較的安く、税金面でもメリットがある
こうした目的でルーミーを選んでいる人は多く、「経済的な合理性」「使い勝手の良さ」を重視しているとも言えます。つまり、「貧乏人の車」というレッテルは単なるイメージに過ぎず、実際にはライフスタイルやニーズに合わせた賢い選択である場合が多いのです。
さらに、上位グレードでは衝突軽減ブレーキや車線逸脱防止機能など、充実した安全装備も備えており、コスパの良い車としての評価もあります。見た目や価格だけで判断するのではなく、「どんな人にとって使いやすいか」に目を向けると、ルーミーの価値が見えてきます。
見た目の派手さや高級感を求める方には物足りないかもしれませんが、「実用性重視」の視点で見れば、十分検討に値する一台です。
買って後悔した人の共通点
トヨタルーミーは、コンパクトで取り回しが良く、スライドドアも付いていて日常使いに便利な車です。しかし一部の購入者からは「買って後悔した」との声も聞かれます。では、どのような人が後悔しやすいのでしょうか。
実は、「後悔した」と感じる人にはいくつかの共通点があります。その中でも特に多いのが、「購入前に十分な試乗をしていなかった」ケースです。ルーミーは見た目以上にエンジンの力が控えめで、加速に物足りなさを感じることがあります。この点に気づかずに契約してしまい、後から走行性能に不満を持つパターンは少なくありません。
また、以下のようなタイプの人も後悔しやすい傾向があります。
後悔しやすい人の特徴
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普段から高速道路をよく使う
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荷物を多く積むことが多い
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家族で遠出する機会が多い
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運転中の静粛性や快適性を重視している
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内装の質感や見た目にもこだわる
このような人にとって、ルーミーのスペックや車内環境は、どうしても「軽く感じる」ことがあるようです。特に高速道路や長距離ドライブでは、車の振動・エンジン音・風切り音などが気になる場面もあるため、満足度が下がってしまいます。
さらに、購入後の「維持費」を予想以上に高く感じる人もいます。ルーミーは軽自動車ではないため、税金や保険料が思ったより高いという印象を持つケースがあるのです。
後悔を避けるためには、自分の生活スタイルや運転環境に合っているかを冷静に見極めることが大切です。見た目や価格だけで判断せず、使用シーンを具体的にイメージしておくと、購入後のギャップが少なくなります。
高速道路が怖いって本当?走行性能をチェック
トヨタルーミーについて「高速道路が怖い」との声を聞くことがあります。これは誇張ではなく、ある程度の事実を含んでいる印象です。では、具体的に何が「怖い」と感じさせてしまうのでしょうか。ここではルーミーの走行性能について詳しく見ていきます。
ルーミーは、1.0Lエンジン(自然吸気またはターボ)を搭載しており、街乗り中心であれば十分な性能を持っています。ただし、高速道路のようにスピードが出る環境では、加速の遅さやエンジン音の大きさが気になりやすいです。とくに合流時や追い越し時には「もう少しパワーが欲しい」と感じることがあるかもしれません。
走行中に怖さを感じる原因には、以下のようなポイントがあります。
ルーミーの走行性能に関する注意点
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加速性能の不足:特に自然吸気エンジンは、高速道路では力不足に感じやすいです。
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横風への弱さ:車高が高いため、強風時にはハンドルが取られるような感覚になることがあります。
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騒音の大きさ:エンジン音・タイヤノイズ・風切り音が、速度が上がるほど大きくなります。
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安定性の限界:サスペンションが柔らかめで、高速でのカーブ走行時にはやや不安定に感じることも。
とはいえ、ターボエンジン搭載モデルであれば、ある程度のパワーがあるため、合流や追い越しも比較的スムーズに行えます。また、運転に慣れている方であれば、走行中の注意点を把握していれば怖さを軽減することは可能です。
比較:自然吸気エンジンとターボエンジン
項目 | 自然吸気モデル | ターボモデル |
---|---|---|
加速力 | やや物足りない | パワーがあり余裕がある |
燃費 | やや良い | 若干劣る |
高速道路の安定性 | 不安を感じやすい | 比較的安心感がある |
高速道路を頻繁に使う方には、少なくともターボモデルを選ぶのが無難です。また、静粛性や乗り心地に強いこだわりがある方は、他の選択肢も視野に入れて比較検討してみると良いでしょう。
ルーミーは万能な車ではありませんが、使い方を誤らなければ十分に活躍してくれる一台です。自分の利用目的に合っているかを確認することが、安全で快適なカーライフへの第一歩です。
ソリオとルーミー、どっちが広いのか比べてみた
日常使いに便利なコンパクトカーを探す中で、スズキの「ソリオ」とトヨタの「ルーミー」はよく比較されるモデルです。どちらも小回りが利くサイズ感でありながら、車内空間の広さをアピールしていることから、家族や荷物をよく乗せる方にとっては「どっちが広いの?」という疑問が出てくるのも当然です。
では、実際に寸法や実用性をもとに両者を比べてみましょう。
まずは、室内サイズを比較してみます。
項目 | ソリオ | ルーミー |
---|---|---|
室内長さ | 約2,515mm | 約2,180mm |
室内幅 | 約1,420mm | 約1,480mm |
室内高さ | 約1,360mm | 約1,355mm |
荷室容量 | 約248L(リアシート使用時) | 約150L前後(グレードにより変動) |
このように比較してみると、室内長さではソリオが約30cm以上も長く、荷室の容量もソリオが優れています。つまり、奥行きのある空間を重視するならソリオの方が使い勝手が良いと言えるでしょう。
一方で、ルーミーは幅が若干広く、スライドドア開口部が大きめです。そのため、子どもの乗り降りや買い物時の荷物の出し入れがしやすいという特徴もあります。
実際の使い勝手に関するポイントも見てみましょう。
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ソリオに向いている人
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長距離ドライブや旅行に出かけることが多い
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荷物をたくさん積みたい
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後席に大人が乗る機会が多い
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ルーミーに向いている人
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街中の狭い道をよく運転する
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子どもや高齢者の乗り降りが多い
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小回りの良さや軽快な操作性を重視する
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このように、広さに関しては「どの方向に広いのか」で評価が変わります。ソリオは奥行きがあり、後席に余裕があるため、後ろに人がよく乗る家庭にぴったりです。逆にルーミーは横幅の広さや開口部の工夫によって、乗り降りや室内移動のしやすさに優れています。
どちらが「広いか」は使い方次第ですが、「より多用途に、広々と使いたい」というニーズにはソリオが有利でしょう。一方で、日常の利便性や取り回しのしやすさを重視する方には、ルーミーの方が合っているかもしれません。どちらも一長一短があるため、試乗して体感するのが後悔しない選び方です。
トヨタルーミーが酷いと言われても人気のワケ
ポイント
- 「最高!買ってよかった」派の意見もある
- ルーミー以外におすすめの代わりの車は?
- 人気色はどれ?選んで失敗しないカラーとは
- 5人乗ってみたけど実際どう?車内の広さチェック
- トヨタルーミーの価格とスペックをわかりやすく解説
- 人気グレードはどれ?おすすめグレード紹介
「最高!買ってよかった」派の意見もある
トヨタ・ルーミーについては「酷い」「やめとけ」といったネガティブな声も聞こえてきますが、すべてのユーザーがそう感じているわけではありません。実際には「買ってよかった!」と満足している人も多く、特に日常使いにおいては高評価を得ているケースが目立ちます。
では、どのような点が高く評価されているのかを具体的に見てみましょう。
ルーミーを評価する声に多いポイント
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コンパクトなのに車内が広い
外から見ると小さいのに、乗ってみると天井が高く開放感があるという意見が多く見られます。ファミリーカーとしても使いやすいと感じている人もいます。 -
スライドドアが便利
特に子育て世代からは、狭い駐車場でも隣の車を気にせずドアを開けられるスライドドアが高く評価されています。チャイルドシートを使う家庭には重宝されています。 -
維持費が安くて経済的
排気量1.0Lクラスのコンパクトカーなので、燃費や自動車税の面でも経済的。日々のコストが抑えられることは、長く乗るうえで大きな安心材料です。 -
小回りが利いて運転しやすい
都市部の狭い道でもスイスイ走れて、初心者ドライバーや年配の方でも安心して乗れる点が好評です。
「買ってよかった」派のリアルな声(例)
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「子どもが2人いる家庭ですが、スライドドアのおかげで送り迎えがラクです」
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「軽自動車より室内が広くて、でも普通車より維持費がかからない。ちょうどいい」
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「見た目はコンパクトだけど、中は意外と広くて旅行にも行ける」
このように、ルーミーは「高級感」や「走りの快適さ」を求める人には不向きかもしれませんが、実用性やコスパ重視の人にはかなりフィットする車とも言えます。
つまり、「最高!買ってよかった」と感じるかどうかは、何を重視するかによって変わってきます。特に子育て世代や街乗りメインの人には、日常でストレスを感じにくい工夫が多く盛り込まれている車だといえるでしょう。
参考:カーセンサー
ルーミー以外におすすめの代わりの車は?
ルーミーの特徴を知った上で、「でもやっぱり他にも選択肢が知りたい」という人もいるはずです。実際、似たようなタイプのコンパクトカーは他にも多くあり、ライフスタイルに応じて選び方が変わってきます。
ここでは、ルーミーの代わりとしてよく比較される人気モデルをいくつかご紹介します。
ルーミーの代わりに検討したい車3選
車種名 | 特徴 | 向いている人 |
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スズキ ソリオ | 室内が広く燃費も良好。安全装備が充実している。 | 荷物が多い人、後席にもよく人を乗せる人 |
ホンダ フリード | ミニバンに近い室内空間で3列シートも選べる。 | 大人数での移動やアウトドアが好きな家庭 |
ダイハツ トール | ルーミーの兄弟車で、ほぼ同じ仕様。ディーラーが異なるだけ。 | トヨタ以外の店舗でメンテナンスを受けたい人 |
選ぶポイントは「どう使うか」
代わりの車を選ぶ際に大事なのは、「どのような使い方をするか」です。
例えば、
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子どもが小さい家庭 → スライドドア付きの車が便利
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週末に家族で遠出したい人 → 荷室が広くて快適な走行性能がある車が◎
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とにかく経済的に抑えたい → ハイブリッドや燃費の良いモデルを選ぶ
こうして使い方を明確にすると、自分にとってルーミーがベストなのか、別の車種の方が合っているのかが見えてきます。
言い換えれば、「ルーミー=妥協の選択」ではありません。ただし、用途や好みによっては他の車の方が満足度が高い場合もあります。できれば試乗をして、実際の感覚を確かめたうえで選ぶことをおすすめします。選択肢を広げることで、より納得できるカーライフが待っているかもしれません。
人気色はどれ?選んで失敗しないカラーとは
クルマ選びで意外と悩むのがボディカラー。ルーミーは豊富なカラーバリエーションがあるため、選択肢が多くて迷ってしまうという声もよく聞きます。ここでは、人気色の傾向と、選んでから後悔しないためのポイントをわかりやすくご紹介します。
ルーミーの人気カラーTOP3(ディーラー調べ含む)
順位 | 色名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | ブラックマイカメタリック | 定番人気。高級感があり、リセールバリューも高め |
2位 | パールホワイトⅢ | 上品で汚れが目立ちにくく、万人受けする安定カラー |
3位 | ファイアークォーツレッドメタリック | 個性的でスポーティ。若年層に人気 |
人気色を選ぶメリット・注意点
多くの人が選ぶ色にはそれなりの理由があります。人気カラーを選ぶメリットには以下のようなものがあります。
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リセールバリューが高い:中古車市場で需要があるため、売却時に有利です。
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安心感がある:街で見かける台数が多く、「飽きが来にくい」と感じる人が多数。
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補修がしやすい:小傷がついたときでも、補修用塗料が手に入りやすい傾向があります。
一方で、「無難すぎて個性が出ない」と感じる人も。色によっては洗車の頻度が増えたり、夏場に熱がこもりやすくなるなどの側面もあるため、見た目だけでなく、ライフスタイルに合った選び方が大切です。
選んで後悔しないためのチェックポイント
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洗車の頻度を気にする?
→ 黒や濃色は水垢やホコリが目立ちやすい傾向があります。 -
周囲と違う印象を出したい?
→ レッドやブルー系は個性が出て、お子様にも喜ばれます。 -
下取り価格を意識する?
→ ホワイト・ブラック系が有利になりやすいです。
このように、自分の使い方や好みに合った色を選ぶことが、満足度の高いカーライフにつながります。「見た目重視」か「実用重視」か、どちらに重きを置くかを意識して選ぶと後悔しにくくなりますよ。
参考:オートナビガイド
5人乗ってみたけど実際どう?車内の広さチェック
「5人乗れる」と聞くと、十分広そうなイメージを持ちがちですが、実際にルーミーで5人乗ったときの快適さはどうなのでしょうか。ここでは、リアルな使い勝手と車内空間の実態を解説します。
ルーミーの室内寸法(メーカー公表値)
項目 | 数値 |
---|---|
室内長さ | 約2,180mm |
室内幅 | 約1,480mm |
室内高さ | 約1,355mm |
この寸法だけを見ると、軽自動車よりは明らかに広く、コンパクトカーとしては十分なスペースがあります。ですが、「大人5人がゆったり乗れるか」というと少し事情が変わってきます。
5人乗車時のリアルな印象
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前列は快適。運転席・助手席ともに余裕あり
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後部座席は大人3人だとやや窮屈
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膝元や頭上スペースには余裕があるが、肩回りが狭め
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長時間のドライブでは後席中央に座る人が疲れやすい
5人乗りに向いているのはこんなシーン
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近距離の送迎や買い物程度
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小学生以下の子どもを含む家族
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体格差のあるメンバーでの短時間移動
例えば、大人5人で1時間以上の高速移動となると「少ししんどい」と感じる人が出てくるかもしれません。一方で、小柄な女性や子どもを含む構成であれば、比較的快適に移動できます。
快適に使うための工夫
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5人乗車はあくまで「緊急時」や「一時的」と割り切る
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荷物が多い場合はシートアレンジでスペースを確保
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後部座席中央は座布団やクッションで快適性をアップ
このように、ルーミーは「5人乗り」として使えないわけではありませんが、常に5人で移動する用途にはやや厳しさがあるのも事実です。あくまで「4人+緊急時に1人追加」という感覚で捉えておくと、実際に使ったときのギャップが少なくて済むでしょう。
トヨタルーミーの価格とスペックをわかりやすく解説
トヨタルーミーは、ファミリー層から高齢者まで幅広く支持されているコンパクトトールワゴンです。価格やスペックが手頃なこともあり、「初めてのマイカー」として検討する人も多いモデルですが、グレードによって内容が大きく異なるため、比較検討は欠かせません。
価格帯とグレード別一覧
まずは、主要グレードの価格とスペックを表で整理してみましょう(※価格は2025年時点でのメーカー希望小売価格、税込の目安です)。
グレード | 駆動方式 | エンジン | トランスミッション | 価格帯(税込) |
---|---|---|---|---|
X | 2WD/4WD | 1.0L NA | CVT | 約1,600,000円~ |
G | 2WD/4WD | 1.0L NA | CVT | 約1,800,000円~ |
カスタムG-T | 2WD | 1.0L ターボ | CVT | 約2,100,000円前後 |
カスタムG | 2WD/4WD | 1.0L NA | CVT | 約2,000,000円前後 |
燃費性能とエンジンの違いは?
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1.0L自然吸気(NA)エンジン
→ 燃費重視、街乗りに最適(WLTCモードで約18〜20km/L) -
1.0Lターボエンジン(G-T)
→ パワフルで加速に余裕あり。高速道路の合流や登坂で活躍
燃費はNAエンジンの方がやや優れており、ターボモデルは走行性能が高い代わりに燃費が少し下がる傾向があります。
サイズと荷室の特徴
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全長:3,700mm、全幅:1,670mm、全高:1,735mm
-
後席スライド可能で荷室の拡張性◎
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スーツケース2個+買い物袋が入る広さ
コンパクトカーながら高さがあるため、室内空間にゆとりがあり、荷物も積みやすいのが大きな特徴です。
このように、トヨタルーミーは価格と装備のバランスが良く、選びやすいモデルですが、使用目的によってベストなグレードは変わります。次の項目で、人気グレードを紹介します。
人気グレードはどれ?おすすめグレード紹介
ルーミーを選ぶ上で、どのグレードにするかは非常に重要なポイントです。価格だけでなく、装備内容や走行性能、デザインなど、トータルバランスを見て選ぶのがポイントになります。ここでは、購入者から人気があるグレードと、それぞれのおすすめポイントをまとめました。
人気のグレードTOP3(販売実績・口コミ参考)
順位 | グレード | 特徴 |
---|---|---|
1位 | カスタムG-T | ターボ付きで走行性能が高く、デザインもスタイリッシュ |
2位 | G | 必要十分な装備がそろい、コスパ重視層に人気 |
3位 | カスタムG | カスタムの外観+NAエンジンで価格とデザインの両立 |
それぞれのおすすめポイント
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カスタムG-T
→ ターボエンジンによるスムーズな加速、高速道路も安心。内装の質感も上がり、見た目も高級感あり。 -
Gグレード
→ エアコンやスマートキーなど日常使いに必要な装備はしっかりカバー。価格も抑えめでバランスが良い。 -
カスタムG
→ 外装はカスタムモデル特有のフロントフェイスでおしゃれ。走りはNAなので燃費も良好。
選ぶときのポイントチェック
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通勤や買い物中心なら…
→「G」がおすすめ。コストパフォーマンス重視ならこのグレードです。 -
高速道路をよく使うなら…
→「カスタムG-T」でストレスの少ない走りを確保できます。 -
デザインにこだわりたいなら…
→ カスタム系のグレードが外観・内装ともに洗練されています。
このように、どのグレードにもそれぞれの良さがあります。「何を重視するか」を明確にして選ぶことで、満足度の高い買い物になります。ショールームで実車を確認することも忘れずに行ってみてくださいね。
トヨタルーミーが「酷い」と言われる理由を総まとめ
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坂道や高速道路での加速に物足りなさを感じる
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自然吸気エンジンはパワー不足との声が多い
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エンジン音やロードノイズが大きく静粛性に欠ける
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ハイブリッド車ではなく燃費性能が平均的
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上位グレードでないと装備が物足りない
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プラスチック感の強い内装にチープさを感じる
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高速道路での安定性がやや不安定
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車高が高く横風に煽られやすい
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維持費が軽自動車より高くなる
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高速走行時のエンジン音がうるさく感じやすい
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室内長さや荷室容量は他車より狭い
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大人5人乗車では後席が窮屈に感じる
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デザインやサイズ感から「貧乏人の車」と揶揄されがち
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見た目と価格のギャップでコスパに不満が出やすい
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走行性能を重視するユーザーにとっては不向き