プジョー308が気になっているけれど、「プジョー308 欠点」で検索しているあなた。おそらく、「買って後悔しないかな?」「実際にどこに注意すべきなの?」といった不安や疑問を持っているのではないでしょうか。スタイリッシュなデザインやヨーロッパ車ならではの走行性能に惹かれる一方で、「ちょっとクセがあるらしい」「故障しやすいって聞いた」など、気になる声も耳に入ってくるものですよね。
このページでは、そんな不安を解消するために、プジョー308に関する実際の評判や、ユーザーから聞こえてくる「ちょっと困ったこと」「注意したいポイント」をわかりやすくまとめています。あくまでネガティブな部分だけを取り上げるのではなく、どういう人がプジョー308に合っているのか、逆にどんな人が後悔しやすいのかもあわせて紹介していきます。
「買ってよかった!」と思える1台に出会うためには、デザインやスペックだけでなく、その車の“ちょっとしたクセ”も含めて理解しておくことが大切です。この記事を通して、あなたにとって本当にプジョー308が合っているのかを一緒に見極めていきましょう。
この記事のポイント
- プジョー308が向いていない人の特徴
- ミッションやディーゼル関連のトラブル傾向
- 室内空間や装備面での不満点
- メンテナンスや故障対応の注意点
プジョー308の欠点って?後悔しないために知ろう
プジョー308公式より
ポイント
- プジョー308を買って後悔するのはこんな人
- プジョー308のミッショントラブルに要注意
- 旧型プジョー308の評価から見える問題点
- アリュールとGTの違い、ちゃんと理解してる?
- 価格・スペック・燃費のバランスってどう?
プジョー308を買って後悔するのはこんな人
プジョー308は、スタイリッシュなデザインとヨーロッパ車らしい走りが魅力の1台です。でも、すべての人にピッタリ合う車ではありません。選び方を間違えると、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうこともあります。ここでは、どんな人がプジョー308で後悔しやすいのかをわかりやすくご紹介します。
国産車の感覚で乗りたい人
プジョー308は、日本車とはちょっと感覚が違います。ウインカーの位置が反対だったり、ボタンの配置が独特だったりするので、「なんか使いにくいな」と感じる方もいるかもしれません。運転中に戸惑うことが多いと、ちょっとしたことでもストレスになりますよね。
維持費を抑えたい人
もし「できるだけお金をかけずに車を維持したい」と考えているなら、プジョー308はあまりおすすめできません。欧州車ならではの特徴として、整備費や部品代がやや高めなんです。
例えば:
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定期点検での費用が高め
-
故障時の部品が取り寄せになりやすい
-
ディーラーや対応工場が限られている
このような点から、維持費を重視する方にはちょっと悩ましい車かもしれません。
荷物や人をたくさん乗せたい人
見た目は大きく見える308ですが、意外と室内空間は広くありません。特に後部座席は、大人が3人乗ると窮屈に感じることもあります。荷物もそこまでたくさんは積めないので、家族でのお出かけやアウトドアが好きな方には、やや物足りないかもしれません。
中古車でも安心と思っている人
「中古で安く買えそう!」と思う方も多いかもしれません。でも、プジョー308の中には、年式やグレードによって故障が起こりやすいものもあります。安く買えたと思ったのに、あとから修理費で予想外の出費…なんてケースも。
このように、プジョー308は魅力たっぷりの車ですが、合う人・合わない人がはっきり分かれる車でもあります。「何を重視するか」によって満足度が大きく変わるので、自分のライフスタイルに合っているかをしっかり考えることが大切です。
プジョー308のミッショントラブルに要注意
プジョー308に乗っている方の中で、特に気になるのが「ミッショントラブル」です。ミッションとは、簡単に言えばギアの仕組みのこと。ここに不具合があると、スムーズな運転ができなくなってしまいます。
よくあるトラブルの症状
まず、「ミッションの調子が悪い」と感じる場面には、こんなものがあります。
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発進時にガクッとする
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ギアが変わるタイミングがズレている感じがする
-
シフトが固定されたまま動かない
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ニュートラル状態で止まってしまう
こういった症状が出ると、「え、これって大丈夫なの?」と不安になりますよね。
なぜミッショントラブルが起こるのか?
プジョー308に多く使われているミッションは、「ETG」や「EAT6」「EAT8」といったタイプです。これらは少しクセのある作りで、特にETGはクラッチ操作を自動でしてくれる「ロボットミッション」のようなもの。便利ですが、日本の渋滞やストップ&ゴーの多い道には、ちょっと合わない面もあります。
また、ソフトウェアの不具合で誤作動が起きることもあり、予防のためにはこまめなメンテナンスが欠かせません。
故障を防ぐにはどうしたらいい?
完全に防ぐことは難しいですが、次のようなことを意識するとリスクは下げられます。
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急なアクセル操作を控える
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クラッチやソフトウェアの点検を定期的に行う
-
中古車を買うなら、整備記録がしっかり残っているものを選ぶ
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試乗で違和感がないかチェックする
こうした小さな心がけが、のちのち大きなトラブルを防いでくれます。
修理費はどれくらい?
万が一、ミッションが壊れてしまうと、修理にはそれなりの費用がかかります。以下におおよその目安をまとめてみました。
故障内容 | 費用の目安(円) |
---|---|
ミッション交換 | 30万~50万円程度 |
クラッチ部品の交換 | 15万~25万円程度 |
故障診断・点検 | 1万~3万円程度 |
保証が切れていると、これらの費用はすべて自己負担になります。
プジョー308のミッションは、うまく扱えばとてもスムーズで楽しいドライブを楽しめます。ただ、気を抜くとトラブルのリスクもゼロではありません。「ちょっとでも変だな」と思ったら、早めに点検するのがおすすめです。安心して乗り続けるために、日ごろのメンテナンスを大切にしていきましょう。
旧型プジョー308の評価から見える問題点
旧型プジョー308には、デザインや走行性能で高く評価されている部分がある一方で、乗り始めてから「思っていたのと違う」と感じる方も少なくありません。ここでは、実際のオーナー評価や口コミをもとに、旧型モデルに潜む注意点についてご紹介します。
デザインは好評でも、インテリアに不満あり
見た目のかっこよさやフランス車らしいスタイリングは、多くの人から支持されています。ただ、内装に関しては評価が分かれやすいところです。以下のような声が多く見られます。
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「質感が安っぽく感じるところがある」
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「ナビや操作系が直感的でなく、使いづらい」
-
「収納スペースが少なくて実用面ではやや不便」
このように、見た目は好きでも、実際に使ってみると細かい不満が出てくるケースが目立ちます。
電装系トラブルが気になる人も
旧型プジョー308は、電子制御系にまつわるトラブルの報告が一定数あります。たとえば、
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センサーの誤作動で警告灯が頻繁に点灯する
-
電動ミラーや窓の動作が不安定になる
-
ナビやディスプレイが突然フリーズする
こういった不具合は、日常のちょっとした不便さにつながり、ストレスを感じる人もいるようです。
走りにクセがあり、人によって好みが分かれる
運転のしやすさに関しては、街中ではスムーズでも、高速走行や山道ではややクセを感じるという意見があります。特にハンドルが軽すぎると感じる方や、足回りの硬さが気になるという声もあります。
販売当時の装備が今では物足りない
旧型308は発売から年数が経っているため、現行モデルと比べると装備の差が目立ちます。以下のような点が気になる方も多いです。
項目 | 旧型モデルの傾向 |
---|---|
安全装備 | 自動ブレーキやACCが未搭載のグレードあり |
ナビ・モニター | 画面が小さく、操作性が悪い |
スマホ連携 | Apple CarPlay非対応の年式も存在 |
このように、便利機能に関しては、現在の基準で見ると見劣りする部分があると言えるでしょう。
見た目や走りに惹かれて旧型プジョー308を選ぶ方は多いですが、使い勝手や電子系の安定性、安全装備の面では注意が必要です。中古車で検討する際は、実際の使用シーンを想像しながら慎重に選ぶことが大切です。
アリュールとGTの違い、ちゃんと理解してる?
プジョー308には複数のグレードが用意されており、その中でもよく比較されるのが「アリュール」と「GT」です。見た目は似ていても、実際の使い勝手や装備はけっこう違います。「どっちにしよう?」と悩んでいる方のために、違いをわかりやすく解説します。
一番の違いは走りとエンジン
まず注目すべきは、搭載されているエンジンや走行性能です。
グレード | エンジンの傾向 | 走行感覚 |
---|---|---|
アリュール | 1.2Lガソリンなど | 日常使いにちょうどいい |
GT | 1.5Lディーゼルや1.6Lガソリンターボ | パワフルでキビキビ走る |
GTは加速力があり、高速道路や山道でも気持ちよく走れます。一方、アリュールは燃費や静粛性を重視したバランス型。通勤や買い物中心ならアリュールの方が使いやすいでしょう。
装備や見た目にも差がある
見た目は似ていますが、細かく見るといくつかの違いがあります。
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GTの特徴
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専用スポーツシート
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大径ホイール
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ブラックアクセントの外装
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スポーツサスペンション
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アリュールの特徴
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ベーシックな内装デザイン
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通常サスペンションで乗り心地重視
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装備は必要最低限でシンプル
-
このように、GTは見た目にもスポーティーな印象があり、アリュールはやや落ち着いた仕上がりになっています。
価格差も要チェック
グレードによる価格差も意外と大きいため、予算との相談も大事です。以下はおおよその価格帯です(新車時)。
グレード | 新車価格(参考) |
---|---|
アリュール | 約350万円前後 |
GT | 約400万円以上 |
装備やエンジン性能が違うので、単純な金額差以上に“使い道の違い”が影響してきます。
どっちを選べばいい?
選び方のポイントは以下の通りです。
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毎日の街乗り中心 → アリュール
-
運転を楽しみたい、長距離移動が多い → GT
見た目で選ぶのもアリですが、あとから「やっぱりあっちにすればよかった…」とならないように、生活スタイルに合ったグレードを選ぶのが失敗しないコツです。
このように、アリュールとGTは「似て非なるもの」です。カタログの数字だけでなく、実際の使い方や好みに合わせて、自分にぴったりの一台を選んでくださいね。
価格・スペック・燃費のバランスってどう?
新型プジョー308は、デザイン性や走行性能に加え、価格や燃費といった実用面でも注目されています。ここでは、価格、スペック、燃費のバランスについて詳しく見ていきましょう。
価格帯と装備のバランス
新型プジョー308の価格は、グレードやオプションによって異なりますが、一般的には以下のような価格帯となっています。
グレード | 価格帯(万円) | 主な特徴 |
---|---|---|
アリュール | 約350〜400 | ベーシックな装備でコストパフォーマンス良好 |
GT | 約400〜500 | スポーティな装備と高性能エンジンを搭載 |
価格に対して、先進的なデザインや充実した安全装備が備わっており、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
スペックの特徴
新型プジョー308は、エンジンやトランスミッションの選択肢が豊富で、以下のようなスペックが用意されています。
-
1.2Lガソリンターボエンジン:日常使いに適したバランスの良い性能
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1.5Lディーゼルエンジン:低燃費で長距離走行に最適
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プラグインハイブリッド(PHEV):環境性能と走行性能を両立
トランスミッションは、8速オートマチック(EAT8)が採用されており、スムーズな変速と燃費性能の向上に寄与しています。(参考:プジョー 308 (ハッチバック)(2019年5月モデル) の新車情報・カタログ)
燃費性能
燃費性能は、エンジンタイプによって異なりますが、以下のような数値が公表されています。
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1.2Lガソリンターボ:約17〜19km/L
-
1.5Lディーゼル:約20〜22km/L
-
プラグインハイブリッド:EV走行で約50km、ハイブリッド走行で約20km/L(参考:プジョー「308SW」長距離試乗!乗ってわかった快適性と優秀な燃費)
実際の走行条件によって変動はありますが、いずれのモデルも優れた燃費性能を発揮しています。
総合的なバランス
新型プジョー308は、価格、スペック、燃費のバランスが取れたモデルと言えるでしょう。特に、日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応できる点が魅力です。ただし、装備や性能にこだわる場合は、上位グレードやオプションの選択が必要となるため、予算とのバランスを考慮することが大切です。
プジョー308の欠点を知って納得の選択を
ポイント
- 新型プジョー308の評判は本当にいいの?
- プジョー308って室内がちょっと狭いかも?
- 「プジョーはやめとけ」と言われる理由
- ディーゼルの故障ってどれくらいあるの?
- 新型プジョー308に出てる不具合の話
新型プジョー308の評判は本当にいいの?
新型プジョー308は、デザインや走行性能、安全装備など多方面で注目を集めています。ここでは、実際のユーザーや専門家の評判をもとに、その魅力と課題を探ってみましょう。
デザインと内装の評価
新型308は、フランス車らしい洗練されたデザインが特徴です。特に、フロントグリルやLEDライトのデザインが好評で、街中でも目を引く存在感があります。 (参考:最近減ったディーゼルエンジン車は買い? プジョー「308」を ...)
内装に関しても、i-Cockpitと呼ばれる独自のインテリアデザインが採用されており、運転席周りの操作性や視認性が向上しています。ただし、タッチスクリーンの操作に慣れが必要との声もあり、初めての方は少し戸惑うかもしれません。
走行性能と乗り心地
走行性能に関しては、軽快なハンドリングと安定した走行が評価されています。特に、GTグレードではスポーティな走りが楽しめるとの声が多くあります。
乗り心地については、しっかりとした足回りでありながら、快適性も確保されているとの評価が一般的です。ただし、路面の状況によっては硬さを感じることもあるため、試乗で確認することをおすすめします。 (参考:プジョー 308の口コミ・クチコミ・評価・評判 - カーセンサー)
安全装備と技術
新型308は、先進的な安全装備が充実しています。アクティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターなどが搭載されており、安心して運転できる環境が整っています。 (参考:最近減ったディーゼルエンジン車は買い? プジョー「308」を ..., プジョー 308 (ハッチバック)(2019年5月モデル) の新車情報・カタログ)
また、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応したインフォテインメントシステムも装備されており、スマートフォンとの連携がスムーズに行えます。
ユーザーの声
実際のユーザーからは、以下のような声が寄せられています。
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「デザインが気に入って購入しました。走りも快適で満足しています。」
-
「燃費が良く、長距離ドライブでも安心です。」
-
「内装の質感が高く、運転が楽しくなりました。」
一方で、「タッチスクリーンの操作が少し難しい」といった意見もあり、慣れが必要な部分もあるようです。 (参考:プジョー 308の口コミ・クチコミ・評価・評判 - カーセンサー)
総合的な評判
新型プジョー308は、デザイン性、走行性能、安全装備のバランスが取れたモデルとして、多くのユーザーから高い評価を受けています。特に、個性的なデザインや快適な乗り心地を重視する方にはおすすめの一台です。ただし、操作系に慣れるまで時間がかかる場合もあるため、購入前に試乗して確認することを推奨します。
プジョー308って室内がちょっと狭いかも?
新型プジョー308は外観デザインや走行性能の高さが話題になる一方で、「思ったより室内が狭い」と感じる方もいるようです。特に日本車と比べると、実用性の面で差を感じることもあるため、事前にチェックしておくことが大切です。
具体的にどこが「狭い」と感じる?
実際にオーナーや試乗した人の意見をまとめると、以下のポイントで“狭さ”を感じるケースが多いです。
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後部座席の足元スペースがタイト
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室内高が低めで頭上空間に余裕がない
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センターコンソールが大きく圧迫感がある
-
荷室容量がそれほど広くない
特に後部座席については、身長170cm以上の人が座ると膝が前のシートに当たることがあり、長時間のドライブではやや疲れやすくなる傾向があります。
対象車と比較してみる
わかりやすくするために、同クラスの人気車と簡単に比較してみましょう。
車種 | 室内長(mm) | 室内幅(mm) | 室内高(mm) |
---|---|---|---|
プジョー308 | 約1,800 | 約1,450 | 約1,200 |
トヨタ カローラ | 約1,850 | 約1,500 | 約1,230 |
ホンダ シビック | 約1,880 | 約1,510 | 約1,240 |
このように、数値上でもわずかにコンパクトに作られているのがわかります。
狭さを感じにくくするコツもある
とはいえ、実際の居住感はシートの形状やガラス面の広さにも左右されます。プジョー308は視界が広く設計されているため、運転席に座ったときの圧迫感は少なめです。また、シートのホールド性が高いため、タイトでもしっかりとした着座感を好む方にはむしろ快適に感じる場合もあります。
こんな人には不向きかも
以下のような方は、購入前に必ず実車を確認したほうがいいでしょう。
-
後部座席をよく使うファミリー層
-
身長180cm以上の人が複数乗ることが多い
-
荷物をたくさん積みたいアウトドア派
逆に、一人または夫婦で使うことが多く、デザインや走行性能を重視する方には十分な広さだと感じるかもしれません。
「プジョーはやめとけ」と言われる理由
「プジョーはやめとけ」という声をネットや口コミで見かけることがあります。もちろんすべての人がそう言っているわけではありませんが、こうした言葉の背景にはいくつかの“理由”や“注意点”が隠れています。ここではその主な要因を整理してみましょう。
よく聞かれる主な理由
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修理やメンテナンス費用が高め
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電装系トラブルの報告がある
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ディーラー網が少なく、地方では整備に不便
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国産車と比べて部品の納期がかかる
たとえば、ドアロックやライト系の不具合が発生した際、部品の取り寄せに数週間かかることもあります。これが「トラブル=面倒」という印象につながっているようです。
メンテナンス性の違いが壁になる
プジョー車は独自の設計思想を持っており、整備や修理に専用の知識や機材が必要になる場合があります。こうした事情から、整備工場によっては「対応できません」と言われるケースも少なくありません。結果として、正規ディーラーに頼らざるを得ず、費用や時間がかかるという声が出てくるのです。
ネット上の声の一部は“昔のイメージ”も影響
「やめとけ」という評判の中には、10年以上前の旧型モデルに対する印象がそのまま残っていることもあります。当時は信頼性の低さが問題視された時期もありましたが、現在のモデルでは改善されている点も多く見られます。とはいえ、過去のイメージが先行してしまうのも事実です。
実際の声をもとにした参考意見
ユーザーの声 | 内容 |
---|---|
ネガティブ | 「電気系統のトラブルが多かった」「修理代が思った以上にかかった」 |
ポジティブ | 「デザインも走りも気に入ってる」「整備体制を理解していれば不満なし」 |
このように、良し悪しは人それぞれですが、ややクセのあるクルマであることは間違いないかもしれません。
まとめ:買う前に“覚悟”と“情報収集”を
プジョーを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくと後悔が少なくなります。
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信頼できる販売店・整備工場が近くにあるか確認する
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メンテナンス費用や対応内容について事前に把握しておく
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必ず試乗し、自分に合っているか実感する
プジョーは個性的で魅力のあるクルマです。ただし、誰にとっても「万能」なわけではありません。しっかり調べたうえで、自分のライフスタイルに合っているかを見極めることが大切です。
ディーゼルの故障ってどれくらいあるの?
プジョー308のディーゼルモデルに関して、購入前に「故障しやすいのでは?」と不安になる方は少なくありません。たしかに、ディーゼル車特有の構造が影響して、ガソリン車に比べて故障のリスクが高くなる場面があるのは事実です。ただし、それが頻発するというわけではなく、走行環境やメンテナンスの仕方によって大きく左右されます。
特にプジョーのディーゼルエンジン(BlueHDi)は、環境性能と低燃費を両立する設計になっていますが、以下のようなトラブル報告が一定数見られるのも事実です。
よく聞かれる故障内容の例:
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DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)の目詰まり
→ 長距離を走らず、短距離運転が多いと再生(クリーニング)がうまくいかず、目詰まりしやすい。 -
アドブルー関連のトラブル
→ 排ガス浄化のために使う尿素水「アドブルー」の噴射系統に不具合が出るケースがある。 -
EGRバルブの汚れ
→ 排気ガス再循環の仕組みでバルブにカーボンが溜まり、エンジン不調を引き起こすことがある。
このように、ディーゼルならではのパーツに関連する故障が目立ちますが、それはプジョーに限った話ではなく、他メーカーのディーゼル車でも同様です。
故障リスクを減らすには?
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定期的な長距離ドライブを取り入れる
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純正オイル・燃料の使用を心がける
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整備履歴をしっかり管理する
これらを意識するだけでも、故障率はグッと下がります。
ディーゼルモデルの魅力である「燃費の良さ」や「トルクの太さ」は、日常使いでも十分に感じられます。だからこそ、特性を理解したうえで、予防的なケアを行うことが大切です。
新型プジョー308に出てる不具合の話
新型プジョー308は、デザイン性や走行性能に優れ、ヨーロッパでは高い評価を受けていますが、国内ユーザーの中には「不具合が出た」という声もちらほら見られます。もちろんすべての車両で頻繁に発生しているわけではありませんが、購入を検討している方にとっては気になるポイントですよね。
ここでは、新型308で報告されている代表的な不具合の傾向を紹介します。
主な不具合の事例
不具合の内容 | 概要と症状例 |
---|---|
デジタルメーターの不具合 | 表示がフリーズする、一時的に真っ暗になるなど |
ソフトウェアのバグ | ナビが動かない、音声操作が機能しないことがある |
ミッションの警告灯 | 実害はないが、センサー異常で警告灯がつくことがある |
センターディスプレイの反応遅延 | タッチ操作が鈍くなる、再起動が必要になる場合も |
特に最近の車は「走るコンピューター」とも呼ばれるほど、電子制御系の比重が大きくなっています。そのため、小さなソフトウェアの不具合が目立つことがあります。
対処方法はある?
ほとんどのケースでは、ディーラーでのソフトウェアアップデートで解決することが多いです。また、エラーメッセージが出ても必ずしも故障とは限らないため、焦らず販売店に相談するのが安心です。
もし今後購入を検討しているなら、
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最新のソフトウェアに更新されているか納車前に確認する
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不具合対応の実績がある販売店を選ぶ
といった点にも注意を向けると良いでしょう。
新型プジョー308は魅力ある車である反面、細かなバグや電子系統のクセには気を配る必要があります。それでも、そうした点を把握したうえで乗れば、満足度は高くなるはずです。
プジョー308の欠点をしっかり理解して選ぼうまとめ
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国産車と操作感が異なり慣れるまで時間がかかる
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ウインカーやボタン配置が独特で戸惑いやすい
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維持費が高く整備費用や部品代が割高
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ディーラーや修理工場の数が限られている
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後部座席や室内空間が狭く感じやすい
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荷室容量が少なく積載力に不満が出やすい
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中古車では年式やグレードにより故障リスクがある
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ミッションに癖がありスムーズさに欠ける場合がある
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ETGなどのミッションは渋滞での走行に不向き
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ソフトウェア関連のバグが報告されている
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電装系トラブルや誤作動のケースが一定数ある
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ディーゼル車特有の故障リスクがある(DPFやEGRなど)
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プラグインやデジタル装備の反応に不満が出ることがある
-
旧型モデルは装備や安全機能が現行車より劣る傾向がある
-
修理や部品の納期が長くストレスにつながることがある