「CX-8の中古ってなんでこんなに安いの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。CX-8はマツダのフラッグシップSUVとして登場し、高級感のあるデザインや広い室内空間、走行性能の高さなどが魅力のモデルです。しかし、中古市場では他のSUVと比べて価格が安くなっていることも多く、「もしかして、何か問題があるのでは?」と不安に感じるかもしれません。
実際、CX-8の中古が安い理由にはいくつかの要因があります。例えば、競争の激しい3列シートSUV市場の中での立ち位置、リセールバリューの低さ、ガソリン車とディーゼル車の需要の違いなどが影響しています。また、前期・後期モデルの違いや、ディーゼルエンジン特有のメンテナンスリスクも価格に関係しているのです。
しかし、安いからといって「買うのはやめたほうがいい」というわけではありません。むしろ、中古のCX-8はコスパが良く、条件次第では非常にお得に購入できる車種でもあります。グレードの選び方や注意すべきポイントを押さえておけば、満足度の高い買い物ができるはずです。
この記事では、CX-8の中古価格が安い理由を詳しく解説しながら、購入時のポイントやおすすめのグレードについても紹介していきます。「安い理由を知って安心して購入したい」「失敗しないためのチェックポイントを押さえたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事のポイント
- CX-8の中古価格が安い理由とその背景
- 前期・後期モデルの違いと価格への影響
- リセールバリューが低い理由と売却時のポイント
- 故障リスクやメンテナンスの注意点
CX8の中古が安い理由とその背景
ポイント
- CX8はどんな車?特徴と魅力
- 前期・後期の違いは?中古価格への影響
- リセールが悪いと言われる理由
- 故障が多い?リスクを解説
- 中古のCX8を買う際の注意点
CX8はどんな車?特徴と魅力
CX-8は、マツダが展開する3列シートSUVであり、高級感と実用性を兼ね備えたモデルです。都市部からアウトドアまで幅広いシーンで活躍できるのが特徴です。
CX-8の特徴
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スタイリッシュなデザイン
- 「魂動(こどう)デザイン」を採用し、流れるようなシルエットとシャープなフロントフェイスが魅力
- 都会的な印象で、ファミリー層だけでなくビジネスシーンにも馴染む
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上質な内装と快適な居住空間
- 高級感のあるインテリアデザインで、本革シートやウッド調パネルを採用(上位グレード)
- 3列シートを備え、家族や友人とのドライブに最適
- 静粛性が高く、長距離移動でも快適
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選べるエンジンラインナップ
- ディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)
- トルクが強く、燃費性能が優秀
- 長距離ドライブに最適
- ガソリンエンジン(SKYACTIV-G)
- 静粛性が高く、市街地走行向け
- メンテナンスコストが抑えやすい
- ディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)
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先進安全技術「i-ACTIVSENSE」搭載
- 衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシストを標準装備
- 360度ビューモニターや運転注意力モニターも(一部グレード)
CX-8の魅力
- 「ミニバンは避けたいけど、3列シートが欲しい」人にピッタリ
- 高級感と実用性を兼ね備え、ファミリー層からも人気
- ディーゼルモデルなら燃費も良く、維持費を抑えられる
前期・後期の違いは?中古価格への影響
CX-8には「前期型(2017~2020年)」と「後期型(2020年~)」があり、デザインや装備、走行性能に違いがあります。中古車市場においても、こうした違いが価格に影響を与えます。
前期型と後期型の主な違い
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デザインの違い
- 後期型はフロントグリルやバンパーのデザインが変更され、より洗練された印象に
- LEDヘッドライトの形状変更で視認性アップ
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装備の進化
- 後期型では最新の「マツダコネクト」搭載
- ナビやオーディオ機能が使いやすくなった
- 安全性能の向上
- 360度ビューモニターや運転注意力モニターが標準装備(一部グレード)
- 後期型では最新の「マツダコネクト」搭載
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走行性能の向上
- 後期型ではサスペンションの改良が施され、乗り心地が改善
- 高速道路での安定感が増し、長距離ドライブでも快適
中古市場への影響
- 後期型の方が人気が高く、中古価格も高め
- 最新装備や改良された走行性能が評価されている
- 前期型は価格が手頃で、コストパフォーマンスが良い
- 特にメンテナンスの良い個体なら、お買い得な選択肢に
- 「価格を抑えたいか」「最新装備を求めるか」で選ぶのがポイント
リセールが悪いと言われる理由
CX-8は魅力的なSUVですが、中古市場では「リセールバリューが悪い」と言われることがあります。その理由を詳しく解説します。
■ CX-8のリセールが悪い主な理由
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ライバル車種が多い
- 同じ3列シートSUVの競合として、以下のモデルが存在
- トヨタ ハリアー / RAV4(ブランド力とリセールが強い)
- ホンダ CR-V / 三菱 アウトランダー(実用性や燃費で人気)
- 特にトヨタ車はリセールバリューが高く、CX-8の相場を押し下げる要因に
- 同じ3列シートSUVの競合として、以下のモデルが存在
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ミニバンほどの実用性がない
- 3列シートを備えているが、ミニバンと比べると室内空間は狭め
- 「3列シートが必要ならミニバンを選ぶ」人も多く、中古市場の需要が限定的
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ガソリンモデルの人気が低い
- ディーゼルモデルは比較的安定したリセールが期待できる
- 一方、ガソリンエンジン車は人気が低く、中古市場で値崩れしやすい
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フルモデルチェンジの影響
- SUV市場は進化が早く、新型モデルが登場すると現行モデルの価格が下がりやすい
- CX-8も数年後には型落ちと見なされ、リセールに影響を与える可能性あり
■ リセールが気になる人向けの対策
- ディーゼルモデルを選ぶ(ガソリンよりリセールが安定しやすい)
- 人気の高いグレードやカラーを選ぶ(ホワイト、ブラック系が無難)
- 購入後すぐに売らず、ある程度長く乗る(5年以上ならリセールを気にせず乗れる)
リセールバリューは確かに高くありませんが、その分中古でお得に購入できるというメリットもあります。長く乗るつもりなら、リセールを気にしすぎずに自分に合ったグレードを選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
故障が多い?リスクを解説
中古車を購入する際に気になるのが「故障のリスク」です。特にCX-8はディーゼルエンジンを搭載したモデルが多く、メンテナンス次第では思わぬトラブルが発生することもあります。では、中古のCX-8における故障のリスクについて詳しく解説していきます。
中古CX-8の故障リスク
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ディーゼルエンジン特有のトラブル
- CX-8のディーゼルモデル(SKYACTIV-D)は低燃費でトルクも強いですが、特有の故障リスクがあります。
- DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)の詰まり
- 短距離走行が多いとDPFが目詰まりを起こし、警告灯が点灯することも
- 定期的な高速走行でクリーニングすることが重要
- エンジンオイルの劣化
- ディーゼル特有の煤(すす)が溜まりやすく、オイルの劣化が早い
- メンテナンスを怠るとエンジンに負担がかかり、故障の原因に
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電子制御系のトラブル
- CX-8は先進的な安全装備「i-ACTIVSENSE」を搭載しており、センサーやカメラを多く使用しています。
- センサーの誤作動
- 衝突被害軽減ブレーキ(SBS)やレーダークルーズコントロール(MRCC)が誤作動を起こすケースも
- 特に修復歴のある車両はセンサーのズレに注意が必要
- マツダコネクトの不具合
- ナビやオーディオシステムのフリーズ、画面のブラックアウトなどが報告されている
- ソフトウェアのアップデートで改善される場合もある
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足回り・サスペンションの劣化
- CX-8は車体が大きく、重量もあるため、サスペンションやブッシュ類が摩耗しやすい傾向があります。
- 乗り心地に違和感がある場合は、ダンパーやスタビライザーの状態をチェックすると良いでしょう。
故障リスクを抑えるためのポイント
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整備履歴がしっかりした車両を選ぶ
- メンテナンス記録が残っている個体の方が安心
- オイル交換の頻度や、DPFのクリーニング履歴を確認
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試乗して異音や挙動をチェック
- アイドリング時のエンジン音や、加速時の違和感を確かめる
- ブレーキの効きやハンドルの遊びも要確認
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ディーラーや専門店で購入する
- 信頼できる店舗で、保証付きの中古車を選ぶのが理想
- 個人売買は安く買えるが、アフターサポートが受けられないリスクも
CX-8はしっかりメンテナンスされていれば長く乗れる車ですが、ディーゼルモデルならではの注意点もあります。中古で購入する際は、車両の状態をよく確認し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
中古のCX8を買う際の注意点
中古のCX-8を購入する際には、価格や装備だけでなく、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。購入後に「失敗した」と感じないためにも、注意すべき点を詳しく解説します。
走行距離と年式をチェック
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適切な走行距離の目安
- 一般的に、1年間で1万km程度の走行が標準的
- 5年落ちなら5万km前後が適正範囲
- それ以上走行している場合は、消耗部品の交換が必要になる可能性が高い
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年式による違い
- 2020年以降(後期型)は装備が充実しており、走行性能も向上
- 2017~2019年(前期型)は価格が安くなる傾向だが、装備面で見劣りすることも
故障歴・修復歴の有無
- 修復歴のある車両は、見た目がキレイでもフレームや足回りにダメージが残っている可能性がある
- 事故車はセンサー類の誤作動が起こることもあるため、慎重にチェックする
ディーゼルかガソリンかを選ぶ
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ディーゼルモデル(SKYACTIV-D)
- 燃費が良く、高速走行が多い人におすすめ
- ただし、短距離メインだとDPFの詰まりが発生しやすい
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ガソリンモデル(SKYACTIV-G)
- 価格が安く、メンテナンスが楽
- 燃費はディーゼルより悪いが、故障リスクは低め
人気のグレードと装備を確認
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おすすめグレード
- XD Lパッケージ(ディーゼル):本革シートやBOSEサウンドシステム搭載で高級感あり
- 25Sプロアクティブ(ガソリン):安全装備が充実し、コスパが良い
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チェックすべき装備
- 360度ビューモニター:駐車がしやすくなるので便利
- シートヒーター・ステアリングヒーター:寒冷地に住んでいる人は特に重要
- 電動リアゲート:荷物の積み下ろしが楽になる
販売店の選び方
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ディーラー系の中古車販売店が安心
- 保証が充実しており、アフターサポートも受けられる
- 整備履歴がしっかりした車両を取り扱っている
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中古車専門店・個人売買は注意
- 価格は安いが、メンテナンス状態にばらつきがある
- 購入後のトラブルに対応してもらえない可能性も
購入前に必ず試乗する
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エンジンのかかり具合をチェック
- 異音がないか、スムーズに吹け上がるかを確認
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走行時の違和感を確認
- ハンドル操作がスムーズか、ブレーキの効きに問題はないか
中古のCX-8は魅力的な選択肢ですが、事前のチェックが重要です。適切なグレード選びや、車両の状態確認を怠らず、満足のいく買い物をしましょう。
CX8の中古が安い理由と後悔しないためのポイント
ポイント
- CX8は本当に売れない?市場での評価
- 希少価値と将来的な値上がりの可能性
- 中古のCX8は何年乗れる?耐久性をチェック
- 売り時はいつ?損しないタイミング
- 中古で買うならどのグレードがおすすめ?
CX8は本当に売れない?市場での評価
CX-8は「売れない」と言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?結論から言うと、市場における評価や需要によって売却しにくいケースがあるのは事実です。ただし、売れにくい要因を理解しておけば、よりスムーズに売却することも可能です。
CX-8が売れにくいとされる理由
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3列シートSUVの市場ニーズが限定的
- CX-8はミニバンの代わりとして開発されたSUVで、3列シートを備えています。
- しかし、日本市場ではSUVとしてのデザイン性を重視する層と、実用性を重視する層に分かれるため、中途半端なポジションと見られることも。
- その結果、ミニバンを求める層にはアルファードやヴェルファイアが選ばれ、SUVを求める層にはCX-5やハリアーが選ばれがちです。
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ディーゼルエンジンの影響
- CX-8の主力であるディーゼルモデル(SKYACTIV-D)は燃費が良くトルクも強いですが、ディーゼル特有のメンテナンスが必要。
- 「DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)の詰まり」や「オイルの劣化」などを気にする人が多く、ガソリン車と比べて敬遠されがち。
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リセールバリューが低め
- CX-8は新車価格が高めですが、年数が経つと急激に値落ちする傾向があります。
- 一部のグレードやカラーによっては買い手が付きにくく、査定価格が思ったより低くなることもあります。
ただし売れやすい条件もある
一方で、以下の条件に当てはまるCX-8は売却しやすくなる可能性があります。
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ガソリンモデル(25S系)の方が売れやすい
- ディーゼルよりも維持費がかからないため、ファミリー層に人気。
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人気色(ホワイト・ブラック・グレー)の方が有利
- 特に「マシーングレープレミアムメタリック」や「スノーフレイクホワイトパール」は人気が高く、高値が付きやすい。
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装備が充実しているとプラス評価
- 360度カメラ、BOSEサウンドシステム、本革シートなどのオプション付きモデルは高評価を得やすい。
つまり、CX-8は売れにくい要素もありますが、条件次第ではスムーズに売却することも可能です。売却を考えている場合は、需要のある仕様を選ぶことがポイントです。
希少価値と将来的な値上がりの可能性
CX-8は希少価値がある車なのか、そして将来的に値上がりする可能性があるのか気になるところです。現時点では中古市場での流通量が多く、価格が下がる傾向にありますが、将来的には特定の条件で価値が上がる可能性も考えられます。
CX-8の希少価値はあるのか?
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3列シートSUVの選択肢が限られている
- 日本市場では3列シートSUVの種類が少なく、CX-8はその中でも数少ない選択肢の一つです。
- 競合としては「トヨタ・ハイランダー(輸入車)」「三菱・アウトランダー」「日産・エクストレイル(3列仕様)」などがありますが、CX-8ほどの質感を持つ車は少ないです。
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ディーゼルモデルの希少性
- 最近の環境規制強化により、ディーゼルエンジン搭載車は減少傾向。
- CX-8のディーゼルモデルは将来的に「貴重なディーゼルSUV」として評価される可能性があります。
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海外では一定の人気がある
- CX-8は主に日本市場向けのモデルですが、オーストラリアや東南アジアなどでも販売されています。
- 特に海外での人気が高まれば、逆輸入的な形で価値が見直される可能性もあります。
将来的な値上がりの可能性は?
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生産終了後にプレミア化する可能性
- もしCX-8が将来的に生産終了した場合、希少価値が高まることも考えられます。
- ただし、次期モデル(後継車種)が登場すると、逆に価値が下がるリスクもあるので注意が必要です。
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ディーゼルエンジンの廃止
- 欧州を中心にガソリン・ディーゼル車の販売が制限される流れがあります。
- もしマツダがディーゼル車の生産を終了した場合、CX-8ディーゼルは「最後のマツダ製ディーゼルSUV」として価値が上がる可能性も。
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カスタムベース車両としての需要
- CX-8はアウトドア・キャンプ人気の高まりにより、オフロード仕様にカスタムするオーナーも増えています。
- そういった流行が広がれば、特定のカスタムベース車としての需要が高まるかもしれません。
現時点ではCX-8の値上がりは考えにくいですが、長期的な視点で見ると特定の条件で希少価値が生まれる可能性もあります。
中古のCX8は何年乗れる?耐久性をチェック
CX-8の中古車を購入する際、「あと何年乗れるのか?」という点は大きな関心事です。結論から言うと、適切なメンテナンスを行えば10年以上乗ることは十分可能です。
CX-8の耐久性のポイント
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エンジンの寿命
- ディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)
- 30万km以上走れる耐久性を持つが、定期的なオイル交換が必須。
- DPFの詰まりやインジェクターの汚れが故障の原因になることも。
- ガソリンエンジン(SKYACTIV-G)
- 構造がシンプルで故障が少なく、メンテナンス次第で20万km以上走れる。
- ディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)
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足回り・サスペンションの耐久性
- 重量があるため、10万kmを超えるとショックアブソーバーの劣化が目立つ。
- 乗り心地が悪くなってきたら交換を検討。
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電装系のトラブル
- ナビやセンサー類の故障が発生することもあるため、ソフトウェアの更新が必要。
適切なメンテナンスを行えば、CX-8は長く乗れる車です。中古購入の際は、整備履歴をしっかりチェックしましょう。
売り時はいつ?損しないタイミング
CX-8を売却する際に気になるのが「いつ売れば高く売れるのか?」という点です。タイミングを間違えると、予想以上に査定額が下がってしまうこともあるため、売り時を見極めることが重要です。ここでは、CX-8をなるべく高く売るためのベストなタイミングを解説します。
1. 新型モデル登場前がベスト
車の買取価格は、新型モデルの発表やマイナーチェンジのタイミングで下落する傾向があります。特に、CX-8のようなSUVはライバル車の登場によっても価値が変動しやすいため、新型の情報が出る前に売却を検討するのが賢い選択です。
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フルモデルチェンジが予告されたら早めの売却が吉
- 新型が出ると旧型モデルの需要が低下し、中古市場に一気に供給が増えます。
- そのため、新型の発表前~発売直後に売ると比較的高値がつきやすいです。
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マイナーチェンジの影響も要注意
- 一部改良や特別仕様車の追加があると、中古車の価値が下がることもあります。
- マイナーチェンジの情報を事前にチェックし、タイミングを見極めましょう。
2. 走行距離が10万kmに達する前に売る
車の買取価格は、走行距離が一定のラインを超えると大きく下がります。特に「10万km」は一つの大きな区切りで、査定額が急激に落ちるポイントです。
- 5万km以下:高値がつきやすい
- 5万km~7万km:まだ高額買取が狙える
- 10万km以上:査定額が大幅にダウン
もし今の時点で7万~8万km程度走行している場合、あと2万km以内で売却を検討すると、より良い条件で買い取ってもらえる可能性があります。
3. 車検のタイミングを考える
CX-8の車検費用は決して安くありません。特に3回目の車検(新車登録から7年目)になると、部品交換が必要になるケースが増え、コストがかさむことがあります。
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車検前に売ると節約できる
- 車検費用をかける前に売れば、余計な出費を抑えられる。
- 買い手も「車検付き」の車を好むため、高値で売れることが多い。
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ただし、車検残が1年以上あれば有利になる場合も
- 買い手にとって車検が残っている車は魅力的なので、査定額がプラスになることも。
- 車検が1~2か月後に迫っているなら、車検を通さずに売るのがベター。
4. 中古車市場の需要が高まる時期
年間を通して、中古車市場の需要が高まる時期は以下のようになっています。
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1月~3月(年度末需要)
- 新生活に向けて車を購入する人が増えるため、最も売れやすい時期。
- 中古車価格も高騰しやすく、買取価格もアップする傾向。
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9月~11月(ボーナス商戦前)
- ボーナス時期に向けて中古車の在庫を増やす動きがあるため、比較的高値がつきやすい。
反対に、4月~6月や12月は買取相場が下がりやすいため、この時期を避けると良いでしょう。
中古で買うならどのグレードがおすすめ?
CX-8にはさまざまなグレードがありますが、中古で購入する場合は「コスパが良く、リセールにも強い」グレードを選ぶのがポイントです。では、具体的にどのグレードがおすすめなのか見ていきましょう。
CX-8のおすすめグレード
グレード | おすすめポイント | こんな人に向いている |
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25S Lパッケージ |
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XD Lパッケージ |
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25Sプロアクティブ |
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XD Exclusive Mode |
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5. なるべく新しい年式を狙うのもポイント
CX-8は年式が新しいほど改良が進んでいるため、できるだけ新しいモデルを選ぶのがおすすめです。特に2020年以降のモデルは、燃費性能や安全装備が向上しているため、狙い目となります。
中古のCX-8を購入する際は、「自分のライフスタイルに合ったグレードを選ぶこと」が重要です。長距離運転が多いならディーゼル、高級感を求めるならLパッケージ系、コスパ重視ならプロアクティブ系を選ぶと満足度が高くなるでしょう。価格と装備のバランスを考えながら、自分に最適な1台を見つけてください!
CX8の中古が安い理由とその背景
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3列シートSUV市場の競争が激しく、ライバル車種が多い
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トヨタやホンダのSUVと比較するとブランド力が弱い
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CX-5と比べてサイズが大きく、需要が限定される
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ミニバンと比べると3列目の快適性が劣る
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ディーゼルモデルのメンテナンス負担を敬遠する人がいる
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ガソリンモデルの人気が低く、中古市場で値崩れしやすい
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モデルチェンジのサイクルが早く、型落ちの影響を受けやすい
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SUV市場のトレンドが変化し、需要が分散している
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フルモデルチェンジやマイナーチェンジで価格が下がる傾向
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走行距離が伸びると査定額が急激に落ちる
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年式が古くなると安全装備の差が大きくなり、敬遠されがち
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リセールバリューが低く、買い替え時の価格が安くなる
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需要がある地域とそうでない地域の差が大きい
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修復歴のある車両は特に値下がりしやすい
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中古車市場の相場変動が大きく、タイミングによって価格が上下する